ウクレレ 日本のブランド

Famous・・・必ず楽器屋においてある日本産のウクレレ。国内シェア№1。一番安いウクレレで定価18,000円と初心者がためらうが、チューニング、音の正確差、弦高が低くおさえやすくてが初心者にとって使いやすい。日本のウクレレ低迷期も支え続けたメイドインジャパンウクレレの代名詞。三ツ葉楽器が製作しKIWAYA商会が取り扱う。

F・・・フェイマスのハイクラスモデル

LUNA・・・1950年代のウクレレブームをフェイマスとともに支え続けた二大巨頭。1990年代に三ツ葉楽器が復活させ、さらにNakanishiの流れをくむT’sウクレレがその2世代の特徴を受け継ぎながらモダン・ヴィンテージのコンセプトの元、心地良いホールド感と鳴りの良さ、仕上げの美しさに磨きをかけたのが現在、KIWAYA商会が取り扱う三世代目LUNA。ちなみにルナギターとは全く別物。

Nakanishi・・・大正14年12月23日生まれ~平成25年12月1日逝去。1958年に愛知県江南市に中西楽器製作所を設立。設立当時から中西氏の作るウクレレは丈夫で丁寧な作りで好評を博した。
 アメリカでは、あのマーチンが60年代後半に生産量を大きく減らし、マーチンウクレレを取り扱っていた販売会社が、マーチンのウクレレの代替えを探し日本を訪れる。中西氏にマーチンのボディーシェイプのウクレレの製作、輸出を依頼し、ロゴを「Nakanishi」とし、アメリカに販売されるようになる。
 フェイマスにも中西モデルがあり、Nakanishiとロゴの入ったウクレレはオークションでも高値で取引される。YAMAHAなどでもNakanishiウクレレが取り扱われていた。

NANCY・・・中西氏が弟子の高橋氏のT’Sギターに委託して製作されたウクレレブランド。

T’s Ukuleles・・・1987年に設立したギター会社で社主であり楽器製作家である高橋信治氏がウクレレレジェンドの故・中西清一氏から習いOEM供給開始後に自らのブランドとしてウクレレ製作を開始し販売している。2005年にハワイのウクレレ製作コンペティション、Ukulele Exhibitionで Best in Show (テナー以外部門での1位)を受賞するという快挙を達成、翌年には総合でのBest in Showも受賞する。現在は、後進に託している。

Seilen・・・T’s Ukulelesの高橋信治氏がさらなる高みを目指しつくったブランド。製作の工程すべてにかかわる。

IMUA・・・高橋信治氏プロデュースのメイドインハワイ ウクレレブランド。

Hanalei・・・島村楽器のオリジナルウクレレブランド。メイドインチャイナ。アマゾンでの評価は低いが、1万円以内の低価格帯のウクレレでは音もよく、弦高調整も良いものが多いので個人的には初心者におすすめ。

KA’ALA・・・島村楽器のオリジナルウクレレブランド。メイドインジャパン。現在のラインナップは、KU3Sの定価28,620から。

Ilikai・・・黒沢楽器のオリジナルウクレレブランド。定価2万円でハワイアンコア材を使うモデルもあり、音もよくこのランクでのコスパ最高。弦高調整はフェイマスやLUNAより甘いので初心者向きではない。メイドインチャイナ。Ilikaiの前はStaffordというブランド名だった。

Area・・・アライ楽器のブランド。ギターで有名。5,000円台で買うウクレレならArea AU-1が一番おすすめ。

Mahalo・・・キクタニミュージックのウクレレブランド。3,000円くらいでよく販売されていて購入している人をみて、聴いてみるが微妙。

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